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NEXTGENERATION

Vol.12 日本版神話の法則(キャラクター編)

こんばんは、新田です。
 
前回はキャラクターの話をしましたが、
「なんかコツが掴めた気がする!!」
というメールを結構いただきました。
 
いや〜嬉しいですね。
 
まぁよく分かんないって場合も、
なんとなーくでいいですよ。
 
むしろこういうのは頭で理解しようとするとダメで、
なんとなく分かったらそれで良いのです。
 
 
さて、では今日はキャラクターについての続きを話そうと思っているのですが、
キャラクターって一口に言っても、色んな性格があります。
 
 
・・・のですが、どのキャラクターも、
位置エネルギー(=ステージ)が上がるほど、
ある「共通する特徴」が見られるようになります。
 
まずはそれを解説していきましょう。
 
 
順番にいきますので、
最初はステージが低い人からです。
 
ようは「エネルギーが無い人」の特徴ですね。
 
 
それは、「冷たい」ということです。
 
まるで氷のように、冷たくて重くて暗い。
 
これがエネルギーが無い人の特徴です。
 
 
こういう人は、エネルギーが無いので、
誰かからエネルギーを取ろうとします。
 
「認めて欲しい」
「構って欲しい」
「自分は愛されてない(もっと愛して欲しい)」
「自分は不幸だ」
「どうせ自分なんか」
「あの時あぁしてれば、こうしてたら」
 
みたいなことをよく思います。
 
「たられば空間」にしょっちゅうアクセスしてます。
 
 
認めてもらおう(構ってもらおう)とする行動って、
大抵、エネルギーを奪う行動です。
 
「相手のため」ではなく「自分のため」の行動ですからね。
 
 
同様に、
「自分すごいでしょ!!」
と一生懸命主張するのも、
エネルギーを奪う行動です。
 
 
エネルギーの低い人は、そんなに凄いわけでもないことを、
一生懸命主張して皆の承認を得ようとします。
 
 
ところで、エネルギーが徐々に上がっていくと、
「氷」は溶けて、「水」になっていきます。
 
すると、「重さ」が「柔軟さ」に変わっていくんですね。
 
エネルギーが上がっていくと、
だんだん柔軟さが出て来るのです。
 
この時、「冷たさ」は無くなっていき、
どちらかというと「ぬるい」感じになります。
 
 
どう違うのか?というと、
 
「冷たくて暗くて重い人」というのは、
まわりからエネルギーを奪います。
(氷を入れてるだけで冷たくなるのと同じで。)
 
それに対して、ぬるい人は、
まわりからエネルギーを露骨に奪ったりはしませんが、
熱がないので、「ぬるぬると生きている」感じになり、
放っておくとすぐに冷めていきます。
 
だから、普段は害は無いのですが、
たまにエネルギーが下がっていくと、
まわりから奪うようになったりもします。
 
 
さて、さらにエネルギーが上がっていくと、
水は沸騰をはじめます。
 
この時、激しくグツグツと水分子は動きますが、
これは熱エネルギーが運動エネルギーに変換されているからです。
 
 
ステージが低い人は、「冷たい」のに対して、
ステージが高い人は「熱い」のです。
 
ただ、これは「暑っ苦しい」とはまた別です。
 
「熱い」というのは、燃えていて、
熱エネルギーに加えて、運動エネルギーもある、ということです。
 
だから熱い人って、常に燃えていて、
しかも行動力があります。
 
ぬるい人は、たいてい「口だけ」で、
言っても行動しない、とかになりがちなんですが、
熱い人は、きちんと行動にうつします。
 
 
ところで、さらにエネルギーが上がっていくと、
沸騰した水は、水蒸気に変わります。
 
蒸気って、「熱さ」というよりは「温かい」感じになりますよね。
 
 
ステージが上がると、「温かい」感じになります。
 
「熱い」よりも「温かい」の方が上ですが、
ここでいう「温かい」には、「熱い」も含まれています。
 
「熱さも含んだ温かさ」なんですね。
 
しかも、ここで、水から水蒸気、という、
「相転移」が起こります。
 
価値観がここでガラリと変わるし、
一気に視座が高くなっていきます。
 
 
さらにステージが上がるとどうなるか?というと、
イメージとしては、水蒸気が一気に上空まで上がって、雲になるようなイメージです。
 
 
この時、温かいというよりは「涼しい」んですね。
 
ステージがめちゃめちゃ高い人って、「涼やかさ」があります。
 
 
ただ、これは当然、ステージが低い人の「冷たさ」とは全く異なり、
「熱さ」「暖かさ」を含んだ「涼やかさ」を持つのです。
 
 
さて、一通り説明してみましたが、これは難しい概念なので、もう少し説明しましょう。
 
 
「熱さ」というのは、
「自分はこれを成し遂げたい!!」
という熱い思いを言います。
 
でも、これってまだフォーカスは「自分」なんですね。
 
 
それに対して、「暖かさ」というのは
「愛念の気持ち」が混ざっていきます。
 
「誰かのために・・・!」
という気持ちだったり、
「本当にありがたい」
と思ったり。
 
そういう気持ちで日々生きてる人が、
「温かい」ということです。
 
 
さらにステージが高くなると、
一見「冷たく」見える場合があります。
 
しかしそうではない。
 
目に見える熱さは感じないけど、
「内に秘めた熱さ」
みたいなものを感じる、というイメージです。
 
 
「熱い人」とかは、パっと見、いかにも凄そうな感じに見えます。
 
それに対して、「涼やかな人」というのは、
パっと見はあんまりすごい人に見えないけど、
よくよくその人のことを知ったら、実はすごい!という感じ。
 
しかも、水蒸気が一気に位置エネルギーを高めるが如く、
視座がものすごく高くなります。
 
 
 
さて、ではまとめるとこんな感じです。
 
冷たい:重くて硬い
 ↓
ぬるい:軽くて柔らかい
 ↓
熱い:運動エネルギーがある
 ↓
温かい:愛念の気持ちがある
 ↓
涼しい:内なる炎を燃やす
 
 
例えば、スターウォーズエピソード1〜3で言えば、
 
 
シス、ダークサイドに落ちたアナキン:冷たい
 
C3PO:ぬるい
 
ダークサイドに落ちる前のアナキン:熱い
 
オビワン:温かい
 
ヨーダ:涼しい
 
 
って感じですね。
 
 
シスやアナキンは、
当然ダークサイドに落ちているので冷たいのですが、
代わりに「闇のエネルギー」をもらっているので
エネルギーは高く見えます。
 
逆に、ダークサイドに落ちてるわけでもなく、
「ただエネルギー低いだけの人」も沢山います。
 
まぁ街をたむろしているモンスターとかがそうですね。
 
 
一方で、C3POなんかは、そんな冷たいという感じではないのですが、
すぐに「もうダメだ・・・」とか暗い感じのことを言い出します。
 
あぁゆうのが、「ヌルい感じ」ですね。
 
でもって、ダークサイドに落ちる前のアナキンは、
割と熱かったのです。
 
もっと強くなりたい!と燃えていたし、
活発で行動力がありました。
 
 
さらに、オビワンは、「熱い」というよりは、
「温かい」という感じです。
(まぁ最後熱い時もありますが。)
 
アナキンは熱い思いはありますが、
基本的には「自分のため」が強かったのです。
 
「もっと認めてもらいたい」ですね。
だからダークサイドに落ちてしまった。
 
一方で、オビワンは、「まわりの人のために」が強いんですね。
あまり「自分はこうしたい!」とかではないんです。
 
ダークサイドに落ちたアナキンに対しても、
愛念の気持ちがありました。
 
戻って来いと、必死に訴えていたのです。
 
 
そして、スターウォーズの中でステージが一番高いのはやはりヨーダです!
 
ヨーダは、一見冷たい感じに見えますし、
パっと見そんな凄そうにも見えません。
 
しかし、それは視座がものすごい高いからで、
「熱さ」や「温かさ」も包摂した、
「涼やかさ」があるのです。
 
まぁ1000年も生きてりゃ、そりゃ悟ってますわな(笑)という感じですが。
 
 
で・・・・
 
何が言いたかったかというと、
いきなりヨーダみたいな感じは目指さなくていいんで、
まずは「熱さ」と「温かさ」を出していこう、ということです。
 
 
前回、位置エネルギーの高いところに自分のキャラクターを置いて、
そこにアクセスするイメージで、という話をしました。
 
その際、意識すると良いのが、
「愛念の気持ち」
で書くということです。
 
 
例えば、ネクジェネ通信に返信する時は、
「ネクジェネ通信を読んでいる全ての皆さんが
明るく、熱く、温かく、元気になりますように・・!」
という思いを、ネクジェネ空間に向けます。
 
すると、それに応じて、
ネクジェネ空間から、「アイデア」をもらうのです。
 
そのアイデアを書いていく、という感じですね。
 
 
自分で書くのではなく、
コミュニティからアイデアをもらって、
それを書くのです。
 
これが大事なポイントなんですね。
 
そうやって、コミュニティに意識を向ける時に、
同時に愛念の気持ちを向けてみると、
エネルギーが高まっていくのが分かります。
 
全員がメールを読んで喜んでもらえる、
取り上げられなかったとしても、何らかの形で反映されて、
それが全員にエネルギーを送ることになって、皆を明るくする、
そんなことをイメージしてから、書き始めると、
いつもは出ないアイデアが次々と出たりします。
 
ぜひ実践してみて下さい!!
 
 
というわけで、では、今日の話をもとに、
頂いたメールを取り上げていきましょう!
 
まずはこちら。
 
===========ここから===========
こんばんは、高原です。
今日もネクジェネらせていただきます!
 
千と千尋の神かくし、10年ぶりに TSUTAYAでDVDを借りてみました!
 
ネットで検索したら普通に動画が出て来ましたが
「きちんとお金を払って勉強するつもり」
で見たかったのであえてDVDで見ました。
 
ネクジェネ通信で多くのフィルターを学ばせて頂いたおかげで
前見た時とは全く別物なんじゃないかとすら思いました!!
 
本当にありがとうございます。
 
1つ気づいたことは、
「なんか、千尋がかわいく見えるぞ!!」
です。
 
アニメの女の子ってたいてい「もともとかわいい子」が多いです。
君の名は。の三葉もかわいいし。
 
ですが千と千尋の主人公は最初かわいいと思えませんでした。
むしろちょいぶさいく。
 
なんか暗い感じだし、礼儀知らずだし、思いやりのかけらもない。
 
クラスにいたら仲良くなれないタイプです。
 
なのに、物語が進んでいくにつれて、
別に顔が変わったわけでもないのになぜかかわいく見えてしまう!
 
まさに「まとっているオーラが変わっている」というかんじ。
 
これは昔経験がありました。
 
クラスの子で、最初かわいいと思わなかったんだけど
いつの間にか好きになってた子がいます。
 
よくよく見たらそこまでかわいいわけじゃないんだけど
「なんか雰囲気がかわいい!」
って思えるんですね。
 
それに似た印象だな〜〜と思いました。
 
これは新田さんのいう「日本版神話の法則」と
何か関係してるんじゃないかな?と思って書いてみました。
 
また解説楽しみにしています!!
ありがとうございました^^
 
PS.
ちなみにロミータは幼少期と比べて本当にかわいくなってました。笑
これが西洋と日本の神話の違いなのかな〜?とか思ったり。
===========ここまで===========
 
これは、またいずれ解説しようと思ってたのですが、
千尋は、「冷たい」状態から、「温かく」なったんですよね。
 
なぜそうなったか?というと、
 
千と千尋の世界に出てくる様々なキャラクターの
「温かい」部分に触れたからなのです。
 
 
で。。
 
ここからが重要なポイントなんですが、
実は、千と千尋に出てくるキャラクターは、
全て「2つの側面」があるんですね。
 
どのキャラクターにも、明確な形であります。
 
 
例えば、ハクだったら、
千尋に「気安く話しかけるな」と冷徹な面も見せるかと思えば、
冷静沈着に、千尋のためを思った行動を取ったります。
 
 
釜じいは、最初千尋に対して無関心に見えますが、
実は、千尋の成長を考えて色々アドバイスをくれて、
世話焼きで気の良いオッサンだったことが分かります。
 
 
リンは、面倒臭がりで、おせっかいだけど、
実は面倒見がいいということが後で分かります。
 
 
坊は、わがままで自分勝手だけど、
最後は千尋を助けるために「男気」を見せます。
 
 
ゆばーばは、支配的で、横暴な性格ですし、
傷ついたハクを捨てようとしたり、ムスティーを捻り潰したりと(笑)、
冷たい面もあります。
しかし一方で、「義理がたい」という面があります。
(例えば、千尋と一度約束したことは「約束しちゃったから」と
必ず守ってくれました。)
 
 
ゼニーバも、ハクに対して呪いをかけたりと冷徹な人間に見えましたが、
会ってみたらすごく温かい、千尋にもロミータにも髪飾りをくれた、
優しいおばあちゃんという側面もありました。
 
 
そんなこんなで、千と千尋に登場するキャラは、
全て、良い面と悪い面の2つの側面を持っていました。
(カオナシはちょっと今は置いておきます。)
 
 
ただ、その2つというのは、決して人格が2つあるわけではなく、
「同じ性格を、違う角度から見たら2つに見える」
というだけなのです。
 
つまりフィルターの違いですね。
 
 
人は、ついつい、
「この人嫌い」とか、
「この人とは性格が合わない」とか、
考えてしまいます。
 
エネルギーが無くなれば無くなるほど、
「あの人のここが嫌!」
とか、
「自分はこう!!」
とか、そういうのが増えていくんですね。
 
 
だけど、千尋のように、
色んな人の、「2つの側面」を見ることで、
だんだん自分の中で「統合」が行われていきます。
 
 
「この人はこうだと思っていたけど、
でもこれって視点を変えたらこんな良い部分でもあるんだ。」
 
という感じですね。
 
だから、徐々に、
「受け入れられなかったものが、受け入れられるようになっていった」
のです。
 
 
そして、それは自分の中においても言えるのです。
 
「相手の嫌いなところ」はたいてい、自分の中の嫌いなところです。
 
 
だから、相手の悪いと思っていた部分が再定義されていくと、
「自分の中のこういう部分が嫌いだったけど、
これってこういうフィルターで見たら、むしろ良いじゃん!!」
ってなるんですね。
 
 
そうやって、自分の中で統合が行われていくということが、
位置エネルギーを上げていくということです。
 
 
そして、これが、「日本版神話の法則」の大きな特徴です。
 
 
西洋版の、いわゆる「ヒーローズジャーニー」は、
色んなアーキタイプと出会うことで、それを取り入れていく、
という考え方です。
 
アーキタイプって難しい言葉なんで別に覚えなくていいんですが、
「元型」と言って、性格(役割)の型みたいなものです。
 
「メンター(師匠)」「シャドウ(闇)」「トリックスター(いたずら者)」
など、さまざまなアーキタイプがあって、それらと出会うことで、
自分の中に取り入れていき、人格を完成させていく、
というのが神話の法則です。
 
 
だけど、「日本版神話の法則」は違って、
1つのアーキタイプに、
・品上がった状態(エネルギーの高い状態)
・品下がった状態(エネルギーの低い状態)
の2つの側面を見ます。
 
性格的特徴というのは、それ自体に良い悪いはありません。
 
 
頑固な人、というのは、
「頭が固い」とも言えるし、
「職人気質」とも言えます。
 
プラスとマイナスは常に同居しているのです。
 
 
だから、両方の側面を見ていくことで、
自分の中で、統合が行われていくのです。
 
 
千尋は、
「冷たい」という状態から、
色んなキャラクターの「温かさ」「涼やかさ」に触れることで、
それらを取り入れていったんですね。
 
 
そして、最終的に、
「光」と「闇」
が統合されて、ホンモノの輝きを手に入れる、
というストーリーになったわけです。
 
 
ちなみに、千と千尋のエンディング「いつも何度でも」の最後の歌詞は、
 
「海の彼方(かなた)にはもう探さない
輝くものはいつもここに
わたしのなかに見つけられたから」
 
なんですね。
 
めちゃめちゃ深い!!
 
ぜひ聴いてみて下さいね!!
 
 
今日は「日本版神話の法則」のかなり重要な部分を解説しました。
まぁ「キャラクター」っていう角度から解説した感じですね。
 
まだまだ解説するところは沢山あるんですが
一気に説明してパンクするといけないんで
またいずれということで!
 
 
では、もう1つメールを取り上げてみましょう。
 
===========ここから===========
新田さん
 
こんにちは、羽鳥です。
今日もネクジェネっていきます。
 
千と千尋の神隠し、土曜日になって
やっと見ることができました。
 
たぶん映画館で観た以来なので15年ぶりでしょうか。
 
 
当時は普通にボケーーっと観ていただけで、
特に何か考察するワケでもなく、
ただ「面白かったな~~」という感じでした。
 
でも今回、新田さんの解説を元に観てみると、
全く違ったものに見え、とても面白かったです。
「母親からの自立」なんて考えもしなかった。
 
 
で、この流れとは全然関係ないかもしれませんが、
今回大人になって、千と千尋の神隠しを観た感想を素直に書いてみます。
 
一番「うわーーー」って思ったのが、千尋の働く油屋が
湯屋ということで、風俗産業が舞台になっていることです。
 
お客さんは八百万の神ということですが、
映画に出てきたのは全て男だったような・・・。
それぞれが個室になっていることや、
お風呂の世話をしているのが女性ばかりだったのも
それを物語っていると思います。
 
 
そう考えると、千尋の状況は、
親の借金を返すために泣く泣く風俗で働かされている、
という、よくドラマであるような設定とも考えられます。
(千と千尋では両親が神様の食事を食べる、という罪をおかしました。)
 
ゆばーばに与えられた「千」という名前は源氏名で、
風俗業界にどっぷり浸かっているうちに、
現実世界で千尋として生きていけなくなってしまう、
みたいな、ダークな物語でもある、とも考えられるのでは。
 
 
そういう視点で観ると、、、
 
ゆばーばの
「一番ツラーイ厳しい仕事を死ぬまでやらせてやろうか。」
 
とか、リンの
「いつかあの町に行くんだ。こんなとこ、絶対にやめてやる。」
 
とか、カオナシの
「金を出そうか?何が欲しいんだ?千欲しい。」
 
とか、いろいろな台詞が
とても生々しく感じられてしまいました。
 
 
また、そういう視点でゆばーばとゼニーバの関係を考えると、
ゼニーバは元々はゆばーばの中にいた陽の部分である、
といえると思います。
 
 
湯屋のトップとして下のもの達をまとめるには、
陽の部分があるとツラい。
だって、若い女の子たちに身体を売らせるんですから、
優しい部分があると情が移ってしまいます。
 
だから心を鬼にするために陽の部分を切り離した、
いわばゼニーバはゆばーばの捨てた感情とも
言えるんじゃないかな~、なんてふと思いました。
 
 
すんません、いまいち上手くまとまりませんが、
今回千と千尋を観て感じたことをさくっと書いてみました。
 
ってことで、次回のメール楽しみにしています。
===========ここまで===========
 
これはホントに宮崎駿監督がそうだと認めている設定なんですよね〜。
 
言わば、ゆばーばは、
「神様の世界におけるヤクザ」
のような存在だってことです。
 
ヤクザって、たいてい「義理人情」を大事にします。
 
だから千尋とも、一度約束したことは守ってくれたのですね。
 
一方で、ハクには、
「千尋を助ける代わりに、八つ裂きにする」
という約束(?)を交わしました。
 
 
だからハクはあの後、ゆばーばによって八つ裂きにされた、
・・・と言われています(都市伝説ですが)。
 
 
油屋という華やかな「光」の世界を描きつつ、
その裏にある「闇」の部分も描いている、という点で、
ホント、千と千尋は深い作品だなぁと思いますね。
 
キートは八つ裂きにされないといいですね(笑)
 
 
それでは、今日はこの辺で。
 
ありがとうございました!
 
 
 
 
 
キート君とモスちゃんの間に新たな生命が!!
次回、ボウ君とフラ子ちゃん誕生!?
お楽しみにっ!!

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